寝れない人の代わりに自分が被験者になりました。
ある日のこと
足を羽毛布団にくるまれ、また、そこから抜け出せないそんな冬の朝
目をこすり、ベッドの近くに置いてあるスマートフォンをとる。
ぼんやりと数字が見える
「9.... そうか、9時かあ」
物事には二面性というのがある。この布団に関しても例外ではなく暖かくも冷たい態度で、また自分自身を布団へと戻そうとする。
そして、再び眠りにつく。体もだるいから仕方ないという言い訳を自らに言い聞かせながら。やっぱり寝るのが一番。
しかし、このような幸福も絶望と隣り合わせである。
布団の中で突然気づく
「え、9時 9時だよね で、ましてや2限からだよね大学。」
そう気づき、重い体を自分の足にねばっこくまとわりつく布団からなんとか出す。
そして、鉛のように重い体でどんな味かもわからないパンを食べ、コーヒーをガソリンのように一杯飲む。 歯を磨き、洋服棚の一番上にある服を適当に取る。
よし、準備万端。
万が一の確認で時計を見る
「2018/XX/XX 9時34分」
ん? 徒歩13分で着く駅なんだよね。うん。 で、次の電車が45分。
容量オーバーの頭では計算はできない。ただヤバさは分かる。妙な胸騒ぎがする。
「やばい、遅刻だ。」
そして急いで玄関の鍵を閉め、こんなことを心から思う。
「どうやったらこんな地獄のような時間を過ごさないでいられるんじゃああああ」
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というわけで、どうも。Kantabileです。
まず、皆さんこんな体験したことないでしょうか?
僕はというと... ほぼ毎日こんな体験してます。自分目線の朝の日課を書かせてもらったらこんな感じになりました。 でもみなさんもこんな感じじゃないですか?
夜型の人は特に朝の時間が地獄でしょう。寝る前までの夜更かしタイム、スマホをいじりながらゆったりとする時間が好きな人にとって、朝の地獄はとんでもないですよね。
実際、自分が日常の中で一番いやな瞬間はなにか?と聞かれても「朝」と即答してしまうかもしれない。
amatani.info →ちなみに夜型のメリットもあるみたいなのでこちらもどうぞ。
そんな人々が一度は当然考えることとして、
「どうしたらもっとぐっすりと安心して眠ることが出来るのだろうか?」
ということが挙げられると思います。
毎日の生活の中で眠気というのは常に敵として私たちにまとわりついてきます。
小~高校までは、授業中に寝てしまうことで目をつけられる。大学生に入り、夜遅くまでバイトをしたことで授業に出席できなかった。社会人になると会議中の居眠りで首まであるかも。
これらの諸悪の根源はすべて「眠気」なのです。当然ながら。
で、自分の経験上「眠気」というものに関して、症状が出てきてしまってからは対処することが難しいというのが通説です。
いくら眠くなってからコーヒーを飲んでも、フリスクを口に入れても、顔を洗っても15分後に「眠気」は第二形態となりより強大な力をもって襲い掛かってくる。
でも、ですよ。
「予防」ならできる。そう考えたわけです。これに関しては病気と同じ。
そして、僕はついに「夜型で眠気に弱い」という自分から脱却しようとしました。
とりあえず。Googleで検索をする。「安眠 方法」。そうすると、やはり睡眠を快適に取るための方法はたくさんあるわけです。枕を良いものにする、とか、寝る前に飲み物を一杯飲むとかetc...
で、実際に3つの方法を試してみました。(何も買わずにできるもの)
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1. レム睡眠とノンレム睡眠の切り替えをしよう!。
まず、皆さんご存知かもしれませんがこの方法を試しました。
そもそも人間には2種類の睡眠があるといわれているそうで。簡略に言うと
レム睡眠... 体は完全に休まっているけれども脳が動いている。夢見やすい。
ノンレム睡眠... 脳が寝ている状態。体は完全に休まってないけど脳が止まっているから全く動かない。
という二つがあり、それは1時間半周期に入れ替わっていくとのこと。
その、1時間30分周期で来る切り替わりのタイミングで起きることによって、スッキリとした目覚めになるとのこと。
僕はこの睡眠法に関しては中学校の恩師もよくこの存在について話していたため認知していましたが今まで試していませんでした。(この恩師3時間睡眠で十分とのこと。)
で、僕も試してみました。
1時に寝て明日は9時に家を出たい。
すると、逆算して6時間睡眠の7時とかが妥当なんじゃないか?と。
念のためにアラームを5分おきにセット。これはいける。
しかし、現実は非情だった。
目覚める。
「8時30分...」
いや、その1時間半周期は求めてない
というわけでこの方法は見事に失敗しました。正直目覚めもよくなかったですね。
もし、短い時間でなるべく満足した睡眠をとりたいという方がいたらおすすめかもしれないです。僕はいくら寝ても寝られるタイプなので厳しかった。
2.スマホから脱却してぐっすり寝よう!
この方法は見た瞬間に行けると確信しました。
この方のブログにはスマホ断ちのための葛藤が...
あるサイト曰く、スマホのブルーライトが目を目ざます大きな要因になっているとのこと。たしかにテレビ番組でも一番出している光が強いのはスマホって聞いたことがある。
で、寝る直前の2時間ほどはスマホを触らないことが理想的とのこと。
スーパー現代っ子の自分にとっては非常に苦渋の決断ではありましたが、ブルーライトを全身で浴びている自覚はあったのでこれは効くのでは? と実践。
寝る2時間前から小説を読むという又吉直樹ですら火花を散らすほどの文学少年としてある一日は素養を養ったわけです。
そして、ベッドにつく。ぐっすり寝られるだろう。
「あれ... いつもあんなにすぐ寝られるはずなのに、寝られん...」
あんなに自分を引きずり込むかまってちゃんであった布団が見せたこともない表情を見せる。 やばい。寝られない。
で、寝たのは午前3時です。
というわけで、快適を睡眠をとることは愚か、睡眠をするという段階にも至れない大失敗をしてしまいました。
おそらく、毎日スマホを見た後寝る、ということで落ち着いていたためにすぐ寝られたという部分もあるんで精神的に動揺していたのかもしれない。
自分は失敗しましたが、スマホから離れたい、また、生活習慣をより良いものにしたい、という人にはおすすめかもしれない。
3.アリス式睡眠法って!?
みなさんこちらのツイートを見てください
こちらのアリス式睡眠法というのが一時期話題になったことがあります。
方法というのはとてもシンプル
その1: 布団の上であぐらをかく(ここから一切体を動かさないようにする)
その2: 目を閉じ、呼吸を眠っている時くらいゆっくりにする
その3: 何も考えない
その4: 無意識に表れた映像をただ見続ける
その5: ふっと意識が戻り「今寝てた?」みたいな状態になったらゆっくり布団に入る
その6: 横になり1~5をもう1度行う
という方法です。
当時1と2の方法に失敗した自分は藁にも縋る思い出これを実践しました。
で、やってみたところ...
2回に1回ぐらいめっちゃ成功しますが,2回に1回は失敗します。
半々でした。
確かに効果はあったようには思えます。ただ、日によってコンディションの調整がうまくいく場合と失敗する場合とバラバラでした。
そして考える。
「これ、その日に疲れてるか疲れてないかじゃない?」
というわけで効果があるのかわからないというのが正直なところです。
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というわけで3つ全て成功しませんでした。
睡眠の質を変えれば生活の質も変わるといいますが、生活の質を変えるぐらいには睡眠の質を変えることも難しいのだなと思い知りましたね。いやぁ厳しい。
というわけで募集です
・良い睡眠のための日課・コツなどがあれば教えてください!!
というわけでこの布団が恋しい季節にぐっすりと寝られない!また、それによって布団から出られない私を救ってください!
本当に困っているのでいい方法教えてくれたらなんかあげます。そして記事にさせてもらいます。
というわけでご応募どしどしお願いします!
では!