Kantabileさんの日常

某大学に所属する大学生のゆるふわな毎日。日本語ラップやMCバトルについての解説記事。その他自分の好きなことを発信してます。

”MCバトル”という僕にとっての青春について語らせてほしい 第1章

どうもこんにちは。

 

ボヘミアンラプソディーについての記事を書こうとしたら時期を逃した僕です。

 

とりあえず皆さんあの映画は見たほうがいい。というか見ろ。

案外勝者ほど孤独ということを思い知らされました。ステージに立っている人から考えることもまた違うんだろうな。

 

 

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かねてからミュージシャンという職業に関してはあこがれを持っている自分にとって、最後のシーンでの彼らからみえた景色は格別なものなのではと考えるわけです。

 

以前もブログで書いたように僕はちょくちょく”mcバトル”というものに出場させていただいております。

 

kantabile.hatenablog.com

 

簡単に言うと”mcバトル”というのはDJが流すビートに乗りながら二人のラッパーが本気でdisり合う。「言葉の格闘技」なわけです。

 

そのような言葉の格闘技シーンの端くれで異端な存在として今までに5,6回ほど出場しています。

 

 

で。なぜmcバトルにはまったのかということについては今までなんか

・弱かった自分でも強さを持たせてくれるからやらうんちゃら

とか言ってましたが実際はただ面白いからなんですよね。

 

バトル見るのも出るのも楽しい。

 

で、本日はなぜMCバトルは面白いのか、そしてこの記事のタイトルになっているようになぜ”青春”などと恥ずかしいこと言ってるのか。それをみなさんに伝えたいと思います。

 

・MCバトルはどこを見ればいいのか?

・どうやったら楽しめるのか?

・お前がはまった原因はどれなんだ

 

っていうことを伝えられればと思います。

 

  1.  様々なラッパーのキャラクター性
  2. ドラマティックな展開
  3.  大会ごとの色の違い

 

1. 様々なラッパーのキャラクター性

まずそもそも、ラップというジャンルは非常に範囲が広い音楽である。

なんなら、HIPHOPというジャンルは他の音楽と被っている部分が非常に多くある。

例えば

youtu.be

この曲に関してはトラックに関してはクラシック音楽をもとに作っている。

 

他にも...

youtu.be

この曲に関してはゲームミュージックをもとにトラックが作られている。

 

といったように。

HIPHOP(ラップ)に関しては

”俺はHIPHOP生まれ、HIPHOP育ち、悪そうなやつは大体友達”といったタイプだけではないというのが前提である。

 

 すなわち

HIPHOP=多様性 といってもおかしくないかもしれない

(自分の持論ですが)

 

そんなフィールド上で行われるMCバトルに関しては出ているMC達のキャラクター性というのが非常に大事である。

 

例えば

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このMC

 

いや... こいつ誰だよ。と思った皆さん。

このラッパー「ゆうま」さんはあるキャラクターで最近のmcバトルで好成績をお覚めているのです。

それが、”下ネタラップ”です。

 

 

 

まあ、よくわからないと思うのでこれを見てください。

youtu.be

このように下ネタを絡めたフレーズ、そして固い韻を武器に戦い観客を沸かせるという特殊な戦い方ですね。

NARUTOでいうところのロック・リーとかHUNTER×HUNTERヒソカといった立場が近いでしょうか。

 

そのようなラップスタイルからついた名称は

”韻踏むぺ〇ス”

いろんな意味で「かたい」というところから素晴らしいネーミングセンス...

 

もちろん。こんなタイプだけではありません。

 

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二人目に紹介するのがこの呂布カルマさん

彼に関してはまずこの風貌からなんかエゲツナさを感じますよね。

オールバックにサングラス、尚且つ柄シャツを着ているという

 

とにかく見た目からキャラが強く見た瞬間から印象に残るのではないでしょうか。

 

実際、以前はマンガ家を目指していたそうであり、自身が構築したイメージのキャラクターに自分がなっているという部分が大きいのかもしれない。

 

そして、彼に関しては放つ言葉も非常に鋭く、相手の揚げ足を上手くとり、相手のディスを何倍返しにもして返していくのです。

 

youtu.be

特に彼の言葉の鋭さが光っているのがこの試合

「これがボクシングならありえねえ、言葉のウェイトに差がありすぎる。」

 

いやあしびれる。

 

声を張り上げていっているわけでもないのに相手の心をつんざくような一撃を冷静にはなっていく。長年のライブ経験と、作曲の賜物でしょう。まさにクールコア

 

現在では彼は無敵ではないだろうかと呼ばれるほどバトルではトップのスキルを持つ一人として数えられています。

 

他にも...

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サラリーマンでありながら毎日のつらい経験をもとにdisを行うラッパーBozさん

 

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アイドルでありながらバトルに出続けているラッパー MC MIRIさん

 

などなど...

まさに多様性とはこのことで、様々なラッパーのキャラクター性が一つのMCバトルの大会のストーリーを形作っているのです。

 

やはり、個性のある人・チームが一堂に会して戦うということに私たちは惹かれてしまうみたいなんですよね。

例えば、サッカーのワールドカップとかプレミアリーグとかがその例の一つでしょう。

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「前回優勝した~の代表の攻撃的なサッカーが、世界屈指の守備を誇るあのチームと戦ったらなあ」

「でも、やっぱりあのチームにはあいつがいるからあそこのチームには厳しいでしょ」

「いやいや、最近の成績からすると...」

 

という予想を頭の中に考えてしまったり、また、それを楽しんでしまっている自分がいたりといった感じです。

 

実際、お恥ずかしい話ですが、自分もバイトをしていて暇なときに自分の理想のMCバトルトーナメントを考えたりしている節もあります。これがオタクです。

 

 

 

 

などといったように。

様々なMCの個性を知り、そのような個性を持った人たちが一体どのような言葉を吐いてぶつかったのかといったプロセスに注目してみると!

 

MCバトルを楽しむことができるのではないでしょうか!

 

また、この記事はMCバトルをほとんど見たことのない方向けに書きましたが、

MCバトルを知っている方がいたら、好きなバトルとフレーズなど教えてくださるとめっちゃうれしいです!

 

なんなら、自分からバトルのDVDを貸したりもできるのでお申し付けください!

 

と記事を書きましたが。

一つ目の項目でここまで長くなってしまったので続きは次回の記事で!

 

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