千葉市民はタピオカを求めている。
”千葉市”
名前だけ聞くとなんだかとても大きい都市を思い浮かべる人が多いであろう。
たしかに、千葉市というのはいろんな点においてぱっと見都会である。
人口に関しては日本の全ての市の中で第11位。尚且つ政令指定都市でもある。
スポーツに関しても。
千葉ロッテマリーンズの本拠地である”QVCマリンフィールド”もある。
サッカーに関してもジェフ千葉ユナイテッドの本拠地である”フクダ電子アリーナ”
などスポーツも盛んである。
他にも様々な観光施設がある。
国内最大級のショッピングモールである”イオンモール幕張新都心”。
そして、大型ショッピングセンターである”COSTCO”など様々な観光スポットをみなさんも一度は耳にしたことがあるのではないのだろうか。
最近ではZOZOTOWNの本社があり、前沢社長と共によく紹介される。
などなど。このようにしてみると千葉市という都市はやはり東京に隣接している千葉県の中心都市である千葉市はなんだかとっても栄えているように思える。
さて。ここで千葉市の交通の中枢となっている千葉駅を見てみましょう。
うん。こちらも非常に見栄えが良く発展している印象を受けます。
それもその通り。この駅は約3年前に改修工事を終えたばかりであり、PERIEと呼ばれるショッピング施設を中に含んでいる素晴らしい駅になったのです。
生まれてこの方、千葉市に住んでいる自分にとって当時のこの改修というのは非常に衝撃的なものでした。
もともとボロボロであった千葉駅がサグラダファミリアのごとく永遠に改修を続けるのだろうかと思っていたところこのような素晴らしい姿になって戻ってきたからです。
また、この美しい駅を見るとともに、
「いよいよ千葉にも春がやってくるんだな。」
「ディズニーランドやドイツ村などといった
東京に魂を売らなければならなかった時代はもう来ない。」
そう思っておりました。
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しかし、しかしです。
やはり千葉市民が改めて井の中の蛙であることを実感する瞬間があった。
千葉ペリエの貢茶1時間待ち
— ヤマ (@tpagdisc) March 22, 2019
そう。なんと貢茶で千葉市民は1時間も並ぶのである。
まず、貢茶についてよくわからない方がいるかもしれないので念のために説明させてもらおう。
貢茶(ゴンチャ, Gong cha)は、台湾を発祥とするティーショップである。
そして、何よりその味のおいしさ、リーズナブルな価格設定で楽しめるタピオカに人気が集まっている。インスタ映えの観点でも人気らしい。
全世界で1400店舗を展開しており、東京に関しても15店舗が都内各所に出店している。
なのに、なのにである。
千葉市民はこのタピオカを求めて1時間も並び続けるのである。たしかにこの1時間は最近オープンしたばかりなのでかなりの長さである。しかし、オープンから5日ほどたった今でも30分待ち必須のこと。
僕が千葉駅を通った際にも行列が出来ていた。
さすがに自分は悲しくなった。
そして、二つの待ち時間が延びたことの要因を考えてみた。
まず、1つ目に千葉市の様々な点の中途半端さがある。
先ほど挙げた千葉駅は経済などの点においても中心であり、地理的な面でも中心に位置している。
そのため、意外と東京に行くまで時間とお金がかかる。
千葉駅から東京までは40分かかるし、640円電車賃がかかる。
そうなると貢茶を楽しむために東京に行くというのは金銭的に無駄であり、時間もかかってしまう。そうして千葉市周辺の女子高生を中心とするタピオカ好きが集まってしまったのだろう。
2つ目に。千葉市の一極集中が関係している。
千葉市は6つの区に分かれている(緑区、中央区、稲毛区、若葉区、花見川区、美浜区)
先ほど挙げたほとんどの観光施設は二つの区(中央区・美浜区)に集中している。
東京都に新宿と23区以外が存在するように
千葉市も幕張メッセとかイオンはあくまで一か所だけで他はそこまで発展していない。
実際自分の最寄り駅には飲食店が2軒しかない。(これでも千葉市です。)
特定はやめて下さい。
そうして、新しいもの好きな千葉市民が貢茶に向かって集まったのだろう。
といった二つの要因で行列は出来てしまったのだろうと考える。
このようなタピオカに並ぶ市民を見て私は、まだまだであると実感すると同時に、改めて千葉市に愛おしさを覚えるのでした。
最後に。
"千葉市にタピオカを。
そして、Wi-fiとコンセントのあるカフェを。"
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それでは。