Kantabileさんの日常

某大学に所属する大学生のゆるふわな毎日。日本語ラップやMCバトルについての解説記事。その他自分の好きなことを発信してます。

韻の違いは作品の光

まず最初に注意です

 

今回の記事についてはかなり僕自身の勝手気ままな意見が多く入ります。

おそらく、賛否両論であったり、もしくは否定ばかりであったりという部分がある分かっていながら見ていただけると幸いです。勝手なイメージばかりを書きますがご了承をば。

 

また、この記事は前回の続きになるので、前回の記事を読んでいただけると幸いです。

 

kantabile.hatenablog.com

 

 

さて、前回の記事でに日本語における韻の面白さについてまとめた記事を出したが、「日本語における韻」に対して限界を日々感じている。

 

 

たとえば、「日本語ラップ」とか「日本語の韻」とかいう既存の枠組み自体ダサいと思っている人も一定数いる。

 

何より自分の母親がそれだからだ。

 

 

ツイッターでもツイートした通り僕はこのDVDを買った。

 

 

この「戦極18章」ってなんぞ?と思った人もいるかもしれないが、簡単に言うとまあ野球でいうオールスター戦、サッカーでいうところのワールドカップみたいな感じなのである。

(それも口で伝えるのはとても難しいが、簡単に言うと、イチローvs大谷翔平とか、山本KID那須川天心みたいなドリームマッチしかないファンにとっては激熱なものである)

 

そんなDVDを興奮冷めやらぬうちに家で見ていたときのことである。

 

ふと母親がである。

「全部同じに聞こえるんだけど、うるさい、音量を下げろ」

 

 

え、

 

 

今のこれあなたがたが普段見ているテレビの音量よりも二つまみ小さいんだけど。

 

これはつまり自分の母親にとっては全くもってスタイルの違いとってまったく違いが判らず総じて”ダサい”とのことである。

 

 

僕は全く母親のことを軽蔑しているわけでも、バカにするためにこの記事でこれを取り上げたのではない。

 

自分の知らない世界に関しては多少最初嫌悪感を抱いてしまうことは仕方のないことだし、それは誰もが持ち合わせている感情である。

 

ただ、これだけ言わせてもらいたい。

 

「もう少しだけ知ったらどうだろう?」

 

僕が言いたいのはこれである。

 

 

 

最近、僕の周りには本当にぱっと見で人をけなしたり、嫌いになったりという人が本当に多い気がする。

 

同じ色をみんな求めている。そんな気がする

 

そのうえで、白か黒かそんなことを気にしてばかりいる

 

だが、それでいいのか?

 

集団に属しているだけで妙な安心感から何を言ってもいいと思っている部分があったりするんではないだろうか?

 

 

という思いがあるのだ。

 

この記事に関しては個人の受け取り方次第だが、僕自身はそのようなぱっと見での判断は断固としてさけたいし、自分もこのようなことはしないようにと常に言い聞かせている。

 

と、いうわけでそれっぽいこと書いて「韻」についての記事は一切かけなかったのでこれに関してはまた次回にさせていただく。

 

ラッパーにおけるスタイル、韻の違いがその人の色になるように、何事にも否定的になりすぎるのを避けると何か変わるのでは。というわけです。

 

支離滅裂でしたが、また次回!

 

 

 

 

 

 

 

 

”韻踏む”ことは”シンプル”(ボーナストラック)

最近、ブログを書き始めてから様々な反応がある。

 

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このはてなブログというサイトはとても便利で親切であるために、このようにブログのアクセス数伝えてくれるのである。

 

そして、友人の声などを聴いてわかったことがある。

 

やっぱり、俺において求められているのは一番の専門分野である、

「ラップ」なのである。

 

一応このブログの存在意義としては自分からの情報発信を日課にするためである。

そして、多くの記事で自分の知っている情報の中での”情報提供”を行ってきた。

 

もちろん、書いたときに「これは俺よくやったぞ!!」 という記事もあれば”当然”、書いた後に”しょうもねえと””呆然と”してしまうような日々もあるわけだ。数字で一目瞭然”である。

 

ただ、僕はなるべく自分の発信をしていく中で、皆様に喜ばれる”情報”を伝えていきたいし、皆さんにそれを見て”いただいた”うえで、皆さんの”要望”に”従いた”いと思っている。

 

そのため、今回はここまでの英語の話の流(な”が)れを”無視して一度、今頃だけども「韻」についての記事を書きたいと思っている。”記事~きたい”

次回はなかなか笑えるかもだけど

(サラダ記念日編)。

 

kantabile.hatenablog.com

 

 

しかし、自分の”知識達”を”総動員”したところで、”仰々しく”つまらない”、”くだらない”ものになってしまうので先人たちの歌詞(”リリック”)の”ギミック”を伝えることで説明したいと思う。

 

======================================

 1. そもそも「韻」を踏むって何なの?

 

 

はい、この疑問すっごく多いと思うんですよ。

 

 

基本的には「韻を踏む」という行為は”シンプル”なのである。

例えば、aiという文字で韻を踏む場合

階、柿、タイ、味、街など子音を除いて踏めばいいわけです。

 

”ただ”、意外とこの中には気づきにくいパターンも”多々”あります。

例としては

僕の好きなマキシマムザホルモンというバンドの

「アンビリーバボー!~スヲミンツ ホケレイロ ミフエホ~」という曲を例にすると

 

”あの頃のゲームにはSAVE機能なんて
気の利いたイイもんなんて皆無”

 

という歌詞あります。

さて、この中で韻を踏んでいるのはどこでしょうか?

 

 

みなさんが気づいたのは「ゲーム」と「SAVE」が「えーう」という韻を踏んでいることは気づいたのではないでしょうか。 ずばり正解です。

 

 

と言いたいところですが50点。もう一歩なわけです。

もう一つあるわけです。

 

それが、「気の」と「いいもん」というところですね。

 

え、これで「韻を踏む」っていうの、と思った皆さん。

これでいいんです。

 

韻を踏むというのはあくまで表現技法のひとつであり、頭の良さを証明しよう披露するためのものではないのです。それこそ、この韻があるだけでどれほど読みやすい歌詞になっているか。昨日までの韻への意識、変えてくださいね。

 

色に分けるとこんな感じです!

 

”あの頃のゲームにはSAVE機能なんて
気の利いたイイもんなんて皆無”

 

 

あと今紹介したマキシマムザホルモンに限らず、韻踏むのってHIPHOPだけではないですからね! たぶん、嵐もEXILEも踏んでるはず。

 

より実践的なの知りたい人はKREVA大先生の動画をご覧ください。やはりラップ界を完全制覇した大先生はすごいです。

 


【異常なラップスキル】神の領域 / KREVA

 

というのが韻を踏む行為の大前提なわけです。

 

ただ、これは不思議なもんで文章書いてるうちに、韻を踏むことはしゃべろうとすることを口に出そうとするだけで自然とやっていたりするんですよ。

 

で、韻を極めるとどうなるかというとですね。

 

この方をご存知でしょうか?

f:id:kantabile:20181116123450p:plain

でかっ!!!ということでテレビ朝日系番組「フリースタイルダンジョン」で、モンスターとして活動していらっしゃるFORKさんというラッパーの方です。

 

 

FORKさんは横浜を中心に活動していらっしゃり、ICEBAHNというクルーでたくさんのファンを獲得しています。

 

 

 

この中でもすごいのがこの歌詞。

「越冬」という曲のここ!(50秒あたりから)


越冬 - ICE BAHN (Track by TWIN-B).mp4

”この氷河期じゃ 能書きじゃなく
ひねる脳がキー 要するに猛吹雪を
毛布抜きで越えてく 肉弾戦でテクニック
出せん奴は脱落だ 辛くても立つ
ラクダみたいに 前進する
飾らない 依然シースルーで
見せてくのみ内面 まるで伸びない麺
あったかさパッケージ 音と言葉が合併し”

 

もう声に出して読みたい日本語第一位あげたいくらい。

 

さあ、じゃあまずどこに韻があるか考えてみてくださいね。

 

 

...

 

では答え合わせです。

 

”この氷河期じゃ 能書きじゃなく
ひねる脳がキー 要するに猛吹雪
毛布抜きで越えてく 肉弾戦テクニック
出せん奴は落だ 辛(つら)くても立つ
ラクダみたいに 前進する
飾らない 依然シースルー
見せてくのみ内面 まるで伸びない麺
あったかさパッケージ 音と言葉が合併し

 

なんてカラフルなんだというぐらい。

 

尚且つ、当時氷河期であったラップシーン大しての批判というメッセージ性も込めているという。

 

”徹底して” ”前傾姿勢”で韻踏むスタイル。天才的ですね。

 

というように、韻を踏むことでより内容に深みがでるということですね。

 

また、尚且つ、彼自身はこのように文脈に沿ったうえで韻を踏むことを「rhyme」と言っており、自らもRHYME SAVERと名乗っております。

 

彼自身の登場がシーンに大変革を与えているわけですね。

 

と、いうわけで今回はここまで。

 

次回は実例「実際の曲」を用いたうえでより進展した段”階の” 内容”を伝えたいと思っております。

 

では、また

 

同じ色のところがあれです。

 

 

 

 

 

 

 

韻踏むことはシンプル

最近、ブログを書き始めてから様々な反応がある。

 

f:id:kantabile:20181116095850p:plain

このはてなブログというサイトはとても便利で親切であるために、このようにブログのアクセス数伝えてくれるのである。

 

そして、友人の声などを聴いてわかったことがある。

 

やっぱり、俺において求められているのは一番の専門分野である、

「ラップ」なのである。

 

一応このブログの存在意義としては自分からの情報発信を日課にするためである。

そして、多くの記事で自分の知っている情報の中での情報提供を行ってきた。

 

もちろん、書いたときに「これは俺よくやったぞ!!」 という記事もあれば当然、書いた後にしょうもねえと呆然としてしまうような日々もあるわけだ。数字で一目瞭然である。

 

ただ、僕はなるべく自分の発信をしていく中で、皆様に喜ばれる情報を伝えていきたいし、皆さんにそれを見ていただいたうえで、皆さんの要望に従いたいと思っている。

 

そのため、今回はここまでの英語の話の流れを無視して一度、今頃だけども「韻」についての記事を書きたいと思っている。

次回はなかなか笑えるかもだけど

(サラダ記念日編)。

 

kantabile.hatenablog.com

 

 

しかし、自分の知識達を総動員したところで、仰々しく、つまらない、くだらないものになってしまうので先人たちの歌詞(リリック)のギミックを伝えることで説明したいと思う。

 

======================================

 1. そもそも「韻」を踏むって何なの?

 

 

はい、この疑問すっごく多いと思うんですよ。

 

 

基本的には「韻を踏む」という行為はシンプルなのである。

例えば、aiという文字で韻を踏む場合

階、柿、タイ、味、街など子音を除いて踏めばいいわけです。

 

ただ、意外とこの中には気づきにくいパターンも多々あります。

例としては

僕の好きなマキシマムザホルモンというバンドの

「アンビリーバボー!~スヲミンツ ホケレイロ ミフエホ~」という曲を例にすると

 

”あの頃のゲームにはSAVE機能なんて
気の利いたイイもんなんて皆無”

 

という歌詞があります。

さて、この中で韻を踏んでいるのはどこでしょうか?

 

 

みなさんが気づいたのは「ゲーム」と「SAVE」が「えーう」という韻を踏んでいることは気づいたのではないでしょうか。 ずばり正解です。

 

 

と言いたいところですが50点。もう一歩なわけです。

もう一つあるわけです。

 

それが、「気の」と「いいもん」というところですね。

<追記>「機能」もですね。昨日気づけばよかった。

 

え、これで「韻を踏む」っていうの、と思った皆さん。

これでいいんです。

 

韻を踏むというのはあくまで表現技法のひとつであり、頭の良さを見せつけるためのものではないのです。それこそ、この韻があるだけでどれほど読みやすい歌詞になっているか。昨日までの韻への意識、変えてくださいね。

 

色に分けるとこんな感じです!

 

”あの頃のゲームにはSAVE機能なんて
気の利いたイイもんなんて皆無”

 

 

あと今紹介したマキシマムザホルモンに限らず、韻踏むのってHIPHOPだけではないですからね! たぶん、嵐もEXILEも踏んでるはず。

 

より実践的なの知りたい人はKREVA大先生の動画をご覧ください。やはりラップ界を完全制覇した大先生はすごいです。

 


【異常なラップスキル】神の領域 / KREVA

 

というのが韻を踏む行為の大前提なわけです。

 

ただ、これは不思議なもんで文章書いてるうちに、韻を踏むことはしゃべろうとすることを口に出そうとするだけで自然とやっていたりするんですよ。

 

で、韻を極めるとどうなるかというとですね。

 

この方をご存知でしょうか?

f:id:kantabile:20181116123450p:plain

でかっ!!!ということでテレビ朝日系番組「フリースタイルダンジョン」で、モンスターとして活動していらっしゃるFORKさんというラッパーの方です。

 

FORKさんは横浜を中心に活動していらっしゃり、ICEBAHNというクルーでたくさんのファンを獲得しています。

 

この中でもすごいのがこの歌詞。

「越冬」という曲のここ!(50秒あたりから)


越冬 - ICE BAHN (Track by TWIN-B).mp4

”この氷河期じゃ 能書きじゃなく
ひねる脳がキー 要するに猛吹雪を
毛布抜きで越えてく 肉弾戦でテクニック
出せん奴は脱落だ 辛くても立つ
ラクダみたいに 前進する
飾らない 依然シースルーで
見せてくのみ内面 まるで伸びない麺
あったかさパッケージ 音と言葉が合併し”

 

もう声に出して読みたい日本語第一位あげたいくらい。

 

さあ、じゃあまずどこに韻があるか考えてみてくださいね。

 

 

...

 

では答え合わせです。

 

”この氷河期じゃ 能書きじゃなく
ひねる脳がキー 要するに猛吹雪
毛布抜きで越えてく 肉弾戦テクニック
出せん奴は落だ 辛(つら)くても立つ
ラクダみたいに 前進する
飾らない 依然シースルー
見せてくのみ内面 まるで伸びない麺
あったかさパッケージ 音と言葉が合併し

 

なんてカラフルなんだというぐらい。

 

尚且つ、当時氷河期であったラップシーン大しての批判というメッセージ性も込めているという。

 

天才的ですね。

 

というように、韻を踏むことでより内容に深みがでるということですね。

 

また、尚且つ、彼自身はこのように文脈に沿ったうえで韻を踏むことを「rhyme」と言っており、自らもRHYME SAVERと名乗っております。

 

彼自身の登場がシーンに大変革を与えているわけですね。

 

と、いうわけで今回はここまで。

 

次回は実例「実際の曲」を用いたうえでより進展した段階の内容を伝えたいと思っております。

 

では、また

 

 

 

 

 <追記>

そのままこれを読むことをおすすめします。

       ↓↓↓↓↓

 

kantabile.hatenablog.com

 

 

 

国際系なのに英語苦手な人の話「自信過剰編」

「Can you speak English?」

 

この言葉を聞くと僕はなんだか寒気を覚えるのである。

 

中学校にいた時の僕の答えはもちろん自信満々に 

"Yes, I can"と答え、先生からお褒めの言葉をもらい満足していたところだろう。

 

しかし、今はどうだろうか?

おそらく、怖気づいて"Well... I can't speak English fluently like you"

とでも言ってしまうかもしれない。

 

欧米の人々はなんだか思ったことを率直にしゃべる傾向にあるという日本人独特のステレオタイプがあるらしいが、私はなんだかこのフレーズの奥にあるニュアンスを読み取ろうとしてしまう。

 

そして、問いかける

 

「俺は、英語が喋れるのか?」

 

今となってその答えは明らかにYesよりもNoによってしまっている。

中学の時の答えとは全く異なったものになっているのである。

 

 

ここで改めて皆さんに質問させていただこうと思う。

「みなさんは英語をしゃべることが出来るだろうか?」

 

これに対しての皆さん自身の答えを予測しつつ、自分が今までに歩んできた英語との関わりの変遷について語り、参考にしていただければと考えている。

 

また、この記事に関しては3パートぐらいに分かれるのであしからず。

 

=======================================

 

 

 

さて、みなさんが初めて英語に出会ったのはいつ、どのような機会だろうか?

 

 

よくある答えとしては、NHKで放送されていた子供向けの英語番組や、英会話教室、もしくは、ABCの歌なんといったものが挙げられるだろう。

 

で。僕は何歳から英語に出会ったのかというと...

 

3歳からなのです。

 

ただ、別にこれは全く親から英才教育を受けていた、とか、幼いころから英語に興味を持つマルチリンガル幼児現る!? とかではないのだ。

 

僕の家庭はごく普通の一般家庭ですし、肌が黒いことから東南アジア出身的なことをよく言われますが、ただの準ジャパニーズの縄文人なわけだ。

 

 

で、じゃあなんでそんな幼いころから英語に触れていたのか?というと

これ。

f:id:kantabile:20181114124349j:plain

でました。小さい子が大好きといったらこれ。アンパンマンですね。

このおもちゃに当時3歳の僕ははまりにはまってしまっていたとのこと。

 

母親曰くこのおもちゃへのがっつきぷりは異常だったようで。

 

 

そして、アンパンマンと学んだ英語は非常に楽しいものだったようで

その後NHKの英語の教育番組が大好きになり、自然と英語は楽しいものという認識が生まれた。

 

その後、小学校の時にもNative speakerの先生のもとで英語の授業などもあったが

そもそも小学校の勉強で全く躓くことのなかった当時まではぎりぎり天才のKantabile少年はその後もめきめきと英語に興味をもち、英語に対しての自信をつけていくのでした。

 

 

 

まだ、このころまでは問題ない。むしろ、過去の栄光に縋りつくわけではないのだが、このころの僕は英語に3歳から興味を持てた時点でなかなかの奇跡だったと思うし、勉強でも100点以外とると以上に悔しがるめんどくさいタイプのできるやつだったのでまあいいだろう。

 

問題はここからだ。

 

中学受験をして中高一貫校タイプの高校に入った僕は、その学校が英語に力をかけているということから妙な勘違いをし始める。

 

例えば、僕は幼いころからピアノを習い事として行っていた。そのため、耳もよく耳で聞いたものをそのまま物まねするオウムみたいなことがよくできた。

 

このしょうもない特技は英語でも生きた。口もよく回るので先生の言った英語を繰り返すときは誰よりもはやく誰よりもそれっぽくしゃべろうとした。

 

 

そういうことだけは出来て"しまう”のである。

 

 

そのため、学校の中でもなんとなーく英語が出来るという勝手なイメージを持たれ、そのイメージはよけいに自分の自信を膨れさせていったのである。

 

また、英語が強い高校に属しているんだぞという無駄な集団への帰属意識があるためにより一層自信は膨らんだ。テストもある程度できてたし。

 

で、どのようなことが問題かというと。

 

勝手に自分の中で「英語的な発音」をイメージするがゆえに本当のナチュラルな英語にも耳を傾けず自分の世界に入ってしまったのである。

 

たまに、いる”癖が強い”英語の発音である。

 

そう。結果としてここからしばらくの間(もしかしたら今も)

ナチュラルっぽい英語”での発音しかできないのである。

 

 

また、この頃の僕は英語が出来るという勝手な思い込みのせいで英語を聞き取るための勉強をやらなかった。

 

学校で配られた英検や試験対策のCDなども家に帰ればすぐ捨てる、また、リスニングなんてものはなにそれ、おいしいのっていう有様。

 

そして、単語テストも朝やるだけという堕落ぶり。あの頃の英語に興味を持つ神童は跡形もない。

(これで何とかなってたのが今考えるとすごい。)

 

その結果。英検準2級の面接時に奇跡的な答弁をするのだった。

それは絵にかいてある人の行動を答える時だった。

 

 

試験官「What is she doing?(ドアを修理している女性を指さして)」

 

僕「She is ... making door」

 

試験官「What is he doing(箱を包んでいる男を指さして)」

 

僕「He is ... making box」

 

 

といった具合だ。

 

そう彼のボキャブラリーにおいてはmakeが現代語の”ヤバい”ぐらいの広い意味を持っていた。

 

しかし、なんの間違いか、見事英検にも合格、その後も彼は勝手な思い込みから生まれる自信をつけ続けるのだった。

 

さて、高校に入ってからの話は次回にさせていただこう。このままだと僕という存在が非常にうざい。

 

この記事から何を言いたいかは少しずつ分かってくると思うので気長に待っていただきたい。

 

それでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音楽との「よりよい出会い」をしたい皆さんへ

僕が初めて音楽を意識して聞き始めたのは中学2年生の頃であった。

 

当時、なんの趣味もない卓球だけをひたすらにやっていた僕は、ある先輩(僕に対して50円玉と10円玉3枚の交換を真顔で求めてくるやばい人)から受けた音楽に衝撃を受けた。

 

そのPVこそがこれである。


おしゃかしゃま RADWIMPS MV

自分が今までに聞いたこともないようなハードなサウンド、また、簡単には聞き取れないけれども何かを訴えかけてくるような歌詞

 

そもそも、バンドによる音楽に対して微塵の興味を持っていなかった自分にとってRADWIMPSの登場はとんでもないものであった。

 

そして何よりこのバンドの歌うテーマの広さ、音楽性の深さには長い間驚かされることになったのである。

 

 

これが僕の意識的な初の音楽との出会いである。本当にあのおかしな先輩には感謝しているし、いい出会いだったと考えている。

 

しかし、その当時僕のとっては「音楽と出会うツール」がなかったのである。RADWIMPSと出会った後の僕はどのバンドがいい?とかどのバンドを聞くべき?とか全く分からないうえに内向的であったため全く音楽の話を共有することなどはなかった。

 

 

なんとかCDを借りるためにTSUTAYAにいって5枚1000円でアルバムを借りるといったぐらいであろうか。

 

ただ、これは今から数えて約6~7年前の効率が非常に悪かった中学生の話である。

 

=======================================

 

さて、今の皆さんどうだろうか?

音楽を聴く際にどのようなツールを用いているだろうか?

 

おそらく、Apple Musicとか、Amazon MusicとかAWAとかだろう。

もしくは金をケチりたい人だったならMusic FMなどだろうか。

 

うんうん。確かのアプリケーションはとても便利である。そして何より学生にやさしいのが値段が非常に安いところ。月500円とか。 非常にありがたい限りである。

 

そのようなアプリケーションの中で僕がおすすめしたいのがこれだ。

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"Spotify"ですね。

はい。皆さんご存知だろうと思います。

 

ただ、みなさんこのような定額の音楽ストリーミングサービスはすべて同じだと思っているところがあるのではないか?

ということで今回はあくまで僕のうすーーい知識ではあるが、「新しい」音楽に出会うことが容易である。という点でこのアプリだけが優れている点、また、月額490円払っている理由を挙げていきたい。

 

 

 

1. Daily mixの存在

これが僕にとっては一番大きかった。 まず、全ての音楽ストリーミングサービスにいえることとしてそこまで配信されている曲数に大きな違いはないということが挙げられる。

 

先ほど挙げた配信サイトにおいても約4000万曲ほど(2018年6月時点)が配信されている。違いといっても500万曲ほど。 ほとんど変わりはないし、よっぽどコアなジャンルが好きではない限り、別に要らないでしょ。

 

で、おそらくそうなると問題になってくるのが

「自分の好みのアーティスト・曲の探しやすさ」なわけだ。

 

その点で、一番使いやすかったのがSpotifyなのですよ。

(実際僕は以前に他のアプリに浮気したこともありましたが、選ばれたのはSpotifyでした。)

 

まず、このアプリケーションに関しては登録した直後、好きなアーティストをアンケート形式で聞かれる。それもただタップするだけだ。

それをもとに”welcome playlist”なるものを作ってくれるのである。

 

この時点でも十分使いやすいし、TSUTAYAユーザーの少年においては感動ものだ。

 

さらに、このアプリはDaily mixという非常に便利な機能も付属している。

これは、その人物が前後2週間で聞いた音楽をもとに新たなプレイリストを2週間ごとに作成してくれるというものである。

 

 

また、ここで重要なのは、このプレイリストが多くリピートしている曲だけを含むものなのではなく、自分の興味を持ちそうな曲をそこから割り出し私たちに提供してくれるという点にあるのだ。

 

例えば、大学生の皆さんだったら夏フェスとかクラブとか行く機会も結構多かったりするのではないだろうか?

 

ただ、そういう時に出るアーティストすべてを知らず、楽しめない時間帯とかもあると思う。そういう時にこのDaily mixを活用するといい予習にもなるのでは?また、音楽の幅も広がるのではないかと思う。

 

ほんとにこの精度には驚かされてばかりなのでぜひ体験してほしい。

 

2. Browseの存在

 

これも1で紹介したもの近いのだが音楽の紹介ツールである。

 

このタブを開くことによってジャンルごとの「これ聞いとけばいい!!」っていうのが簡単に聞けるようになっている。

 

これに関してはジャンルがとてつもなく広い。

 

例えば、働く際のテンションを上げる「ワークアウト」や、夕食の際の「ディナー」、ついにはインドの音楽なんて言うジャンルまである。

 

また、有名アーティストが最近リリースした音楽もざっと聴くことが出来るため、”Mステ”や”音楽の日”なんていうものの予習として聞いておくのもありかもしれない。

 

僕は以前も述べた通りHIPHOPが好きである。

 

kantabile.hatenablog.com

 

そのなかでBrowseを知り以前から気になっていた韓国のHIPHOPについて知ることもできるようになった。歌詞見てもなんも分からんけど彼らのスキルの高さは日本とは違う方向に延びていて面白い。


[MV] Zion.T(자이언티) _ No Make Up(노메이크업)

これなんかは自分の好きな曲の元ネタになってて面白かった。

 

3. 基本無料ということ

 え、お前490円払っているのはなんで?

 

とおもったでしょう。

なんとこのアプリケーション無料で4000万曲聞くことが出来る。

 

ただ、もちろん制限がある。 同じアルバムを聴こうとしても自動的にシャッフルプレイにされてしまったり、先ほど挙げたDaily mixが使えなかったり。

 

ただ、一度皆さんには試していただきたい。

無料でもここまでできるのはほんとにすごいと思う。

 

ただ、お試しとして7日間だけ無料でプレミアム会員と同じ体験をすることが出来ると思うのでぜひ試していただきたい。

 

ただ、この強制シャッフルも慣れてしまえばむしろ心地よく感じるかも?

(少なくとも音楽をより多く知るためにはいい機能かもしれない)

 

 

 

 

と。ここまで上げたのがSpotifyの良さである。

自分のうすい知識なので間違いがあるかもしれないが、その際はコメントなどで指摘していただけるとありがたい。なんなら、Apple music派、AWA派からの意見もお待ちしている。きのこvsたけのこぐらいの熱く平和な論争をしようではないか。

 

また、もう一つ余談ではあるがおすすめとして

”Music match”が挙げられる。

play.google.com

Androidユーザーだけにはなってしまうが、レストランなどで聞こえた音楽に対してこのアプリを用いて歌詞や音程を識別することで曲がどのようなものなのか識別することが出来るのでとても面白い。

 

 

など、No music No lifeの僕はいろんな音楽の探し方をしているので参考にしていただけるとありがたい。

また、コアなテーマで失礼しました。

では、また。

 

「カメラを止めるな!」を見て感じたメタ視点の大切さ

みなさんこの映画を見ただろうか?

 


カメラを止めるな! 公式インタビュー|One Cut of the Dead Official Interview

 

そう、「カメラを止めるな!」である。

 

公開当初の話題性の低さを覆すほどの映画の内容で日本中に旋風を巻き起こし、テレビでも連日取り上げられたこの映画である。

 

公開当初は都内2館でしか上映されていなかったそうだが、口コミによってじわじわと評判が広がっていき、結果として全国放映がすすみ、現在でも上映されている映画館が存在しているとのことだ。

 

 

今回このブログでは、さすがに内容や、どこが面白いかといったことは散々、他のブログでも綴られたことだろうし、ましてや、自分の文章力でネタバレをせずにそのようなことを説明するのは難しい...。何より本当に怖く日本の映画界にホラー作品として名を刻んでしまう作品なのだから。(これはネタバレじゃないです)

 

 

 

そのため、この映画を見て、また、他の作品などを見て自分にどのような形で影響が与えられたのかということを述べていきたいと考えている。

 

 

 

 

1. 第三者視点を意識させられるように

 

まず、この映画での一つの面白い点となっているのがこの映画の構成である。

大まかにいうと、3部(捉えようによっては2部?)で構成されている。


カメラを止めるな!【ネタバレ】大絶賛全力レビュー!!【おまけの夜】

↑ ネタバレにはなるが見た人はこれを見ると納得できるだろう。居酒屋のような語り口にも関わらず、内容は練られてるしうまくまとまっている。

 

そして、この映画では様々な「メタ視点」が一つの重要な要素になっている。

メタ視点とは... 例えば,ある映画の上映時間が97分とわかっているとして、40分経過時にその映画での事件が解決してしまう。その時皆さんは何を考えるだろうか?

 

もちろん

「え、もう終わるの」といった感じだろう

もしくは、このような「メタ視点」を理解し、先読みする人ならば

「あ、これ犯人じゃないな?」

などだ。

 

 

この「メタ視点」が随所でこの映画では用いられており、それが他の映画にはなかった独特な面白さを持ち出している。

 

そして、それらのネタは全くくどくない。

僕個人の意見だが、漫画の中などで、作中での流れをぶった切ってあるキャラクターが読者に直接語り掛けるなどといった下りがあるとなんだかくどいし、純粋に笑えなかったりする。

 

だが、この映画は伏線を綺麗に回収していくことでそんな視点を全く気にさせないものになっている。

 

尚且つ、この映画は人々にそのような第三者視点、また、登場人物視点に立ち考えることの大切さを教えてくれるのである。

 

 

 

そういえば、映画「告白」の中島監督も以前映画に出演する子役にこのようなことを言っていた気がする。

[rakuten:neowing-r:12579770:detail]

 

 

「子役の子たちはみんな小説の中で出てくる登場人物が言っていることがすべて真実だと思っているんですよ。それで、登場人物だって人間なんだから嘘つくでしょなんていったらとても驚いてて」

 

 

このような登場人物視点、また、登場人物の考え方というのは案外懐疑的にならないものだし、膨大な情報量を鵜呑みするようになっている現在のわれわれにとってはそのまま受け入れてしまうものなのである。

 

 

 

この映画を見るとひとりはおそらく自分が共感してしまうような登場人物が登場して様々な視点を意識されることだろう。

 

 

先日、僕も友達の舞台を見に行った際に様々なことを考えながら舞台鑑賞をすることになった。

 

ただ、これは全く無駄なことを頭に浮かべながらというわけでなくとてもたのしいことなのである。

 

例えば、ただただ展開に従って読んでいくだけではなく先の展開を予想して映画を見たり、本を読んだりすることによって、予想と一致したことでの嬉しさに近い面白さや予想を裏切られたことによってよりその作品への期待度が増すといったようにである。

 

背景や、登場人物に入ることは自分の視点を広げることにもなるのでお勧めである。

 

というのが一つ目のカメラを止めるな!から受け取った影響である。

 

 

僕の記事もいろんなこと深読みしながら読んでほしいと思う。(既にこの映画を見た人はおそらく新たな面白さが見つかると思うが)

 

それでは、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このブログの別の存在理由


皆様。おはこんばんにちは

 

これまでブログを見てくださった皆様ありがとうございます。

 

承認欲求を満たすためだけに作ったブログではないですが、アクセス解析で皆様が少しでもこのブログをチェックしていることが分かると非常にうれしい限りです。

 

これまでの記事では自己紹介、いわばプロフィール代わりの記事を書いてきた。

 

 

 

しかし、今までのブログを改めて、ふと思う。

 

 

 

「自分がブログにもとめていたのはこんなことだったのか?」

 

 

 

たしかに始めた理由は情報発信、自分自身のスキルの向上ではあった。

 

 

だが、何かが違う。

 

 

他の人の記事を見た時の初期衝動はこんなものではないし、自己満足でおわらせてはいけない。何より、本当に伝えたいことはひた隠しにしたのではないか。

 

自分の性格上いつもこんな感じである。豆腐メンタルであるくせして人からの批判はなんとなくで受け流してしまう。

 

このような感じだととてもネガティブで自己肯定感低い人間に見えるかもしれないがそうではない。

 

そういった、ひた隠しにしたあることを一つここで言っても許してくれるのではないか? また、応援してくれる優しい人もいるのではないか?

 

 

そして、ついに。この記事を書くことを決心した。

 

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遡ること約3年前のこと

 

高校三年生の僕は自称進学校で部活を引退し、勉強漬けの毎日を過ごしていた。

受験を経験した人ならだれでもわかると思うのだが、受験における敵は模試の点数でも時間の足りなさでもない。何より、”自分の欲望”なのである。

 

勉強した分、受験生は他のものへの欲望が増し、それを何らかの対象にぶつけるのである。ある人は壁、ある人は彼女、ある人はゲームといった逃げ道を探す。

 

僕にとってそれは「Youtube」であった。

 

kantabile.hatenablog.com

 

切り替えはしっかりできる僕は塾にいる間はみっちり勉強、家に帰ってからは一転スマホYoutubeでみるという日課があった。

 

その時、あなたのおすすめの欄にこんなものが。

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(実際のバトルの映像がなかったので許してほしい)

 

フリースタイルダンジョンと呼ばれるラップをテーマにしたテレビ番組であった。

この映像は当時の僕にとって衝撃的であった。

 

「なんで、この眼鏡のほうがすごいこと言ってるな」

「と思ったらR指定? どんな名前だよ」

「っていうかおしゃべりしてるだけの坊主がなんでこんなに強いんや」

「よく勝敗も分からんし、全員誰やねん!」

 

といった感じで全く訳が分からなかった。

 

これが僕とラップとの出会いである。

 

 

DJがかけるビートに合わせてラッパーが自由自在に言葉を扱い、相手を一方的にdisる。これを繰り返すのである。

 

当時の僕はなぜかこれが面白く感じられた。その後、高校にHIPHOPに精通している友達がいたことなどからズブズブとはまっていってしまったのである。

 

 

中毒症状は段々と深刻になっていき、ついには形だけ真面目な受験生であった少年は、受験勉強をしながらバトルを聞くというとんだHIPHOPジャンキーになってしまったのである。

 

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今となって振り返ると僕がHIPHOPにはまってしまったのは必然なのかもしれない。

 

 

まず、HIPHOPでは歌詞に「リアル」であることが求められる。

HIPHOPの歌詞は自分自身をそのまま投影されているものばかりである。

 

 

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薬物中毒になっている友人に対してそのドラッグはバファリンじゃないと訴えかける歌

 

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中学時代の甘酸っぱい思い出を歌った歌。

 

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他のラッパーにみたらし団子を食べられたことに対しての批判(beef)

 

などなど... 本当にHIPHOPは幅広く、人種のるつぼ的な感じなのである。

だが、それらはすべて「リアル」である。

 

リリックには自分の良いところも悪いところも率直に書かれており、思想や感情があらわになっているのである。

 

 

また、HIPHOPという音楽は非常に世間からの風当たりが強い。

最近ではUZI氏(フリースタイルダンジョンの元進行役)や、慶應大学ラッパーなどの逮捕など事件も起こり、ますます風当たりは強くなっている。

そのため、ごく一部の情報から生まれた偏見が多くあり、それらの偏見に対する曲も非常に多い。

 

 

 

思えば、自分も生まれてから人々への悪印象を与えやすく偏見の目で見られることが多かった。

 

小学生のころ体だけデカく、泣き虫であったKantabile少年は体が大きいからという理由でケンカが起こるといつも自分が原因ということにされ、家に帰れば泣くということを繰り返した。また、中学でも最初のころは馴染めない時期もあった。

 

 

もちろん原因が自分であることはその通りである。それは長い間自覚しているつもりである。だが、そんな偏見が許せないし、どこか自分を表面だけで見られている感じがした。

 

 

そんな偏見をひっくり返して自分を誇ることが出来るのでは、また、そんな偏見を理解してくれる曲に多く出会うことが出来た。自分よりも壮絶な体験をした人やつらい状況の人はいくらでもいる。ましてや、自分は大学にもいけるぐらいなんだからなんて幸せなんだろう。

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そしてHIPHOPにはまっていった。最初は自分も怖い音楽だと思っていたがいつのまにか頭の中はあの好きなラッパーのワンフレーズやバトルのフレーズばかりになっていた。

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大学生になった今、僕は一人のプレイヤーとして動いている。

名前は、Kantabileである。

 

迷ったらとりあえず実践という僕はいろいろとやってみている。

 

去年の11月に行われたUMB(ULTIMATE MC BATTLE)というバトルの千葉予選に出場したことを皮切りに現在は月に1度はなんらかのイベントに遊びに行き、DJタイムで自分の大好きな曲を聴き、首を振らし、あこがれのラッパーのライブに感銘を受け、自分の表現に昇華させるということを行っている。

Youtubeでも上がっているので興味があれば”Kantabileラップ"などで調べてほしい)

 

 

 

ラップバカであった僕は最初は風呂の中や自分の部屋で一人で呟くようにして有名なフリースタイラーの真似なんかをしながらラップを行い、鏡の自分だけを相手にラップをしていた。現在では近くで行われるサイファーというラップ集団の中に入れさせていただき、4~5時間近くラップをし続けるということもやっている。これが本当に楽しい。

 

 

まだ、曲を作るという段階までは至っていないため自分がラッパーと名乗ってよいのかすらも分かっていないが歌詞は少しづつ書いている。

 

バトルはいまでもちょいちょい出ているが相手をdisることが単純に好きではない&経験不足でほとんど勝てない。

 

 

ただ、この活動に関しては自分自身大いに自信を持っている。

disでは負けるかもしれないけどラップ自体のスキルではだれにも負ける気がしないしオリジナリティは自分にしか出せないものだと考えている。

 

 

だから、皆さんにお願いである。

 

 

自分のラップの活動についてはバカにしないでいただきたい。また、興味があればいくらでも話しかけてきてほしい。(他はいいんだけどね。)

 

大学に入った当時は人間関係などへの焦りから軽い気持ちで行っていた。

しかし、HIPHOPの中でも知り合いが出来た今となってはそんな軽い気持ちで行うことは他の人々、HIPHOPという文化に対しても失礼だし、自分自身にもプライドが生まれてきた。

 

 

「ラップして?」とかっていうのは全然OKだが、「お前みたいなのがRAP(笑)」みたいなのがかなりきつい。やめていただけると幸いです。

 

たしかに、僕がRAPというのはかなり異質である。

悪いことをして、犯罪歴があるほうが箔がつくというHIPHOPの世界である。

ところが酒がほとんど飲めず、大学生であり、一般家庭に住み、タバコも吸えないのである。

 

そんな僕だからこそできることがあると思うし、そんなことをやりたいと思う。

だから、変なステレオタイプで見るのはやめてほしい。この活動も僕を構成する要素の一つだ。

 

 

また、告知になるのだが先ほどのサイファーで出会った、beatboxerの方からお誘いを頂きBeatbox×mcbattleというものにタッグを組んで出場させていただくことになった。

11月17日 新宿azitoで行うので興味があればぜひ来ていただきたい。ドリンクの一杯でもおごろうと思う。(来る際は伝えてくれると嬉しいです!)

 "I"と呼ぶ というのが僕らです

 

誘ってもらった以上、また、ここまで公開したからこそ絶対負けたくないし最良のパフォーマンスをしたいと思う。プレッシャーに負けずに頑張るのでよろしく。

 

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というのが僕がひた隠しにしたことである。

 

ラップを続けることはもちろんとても楽しいのだがもちろんきついこともある。

バトルで勝った相手からの裏での悪口や、HIPHOPの礼儀の難しさ、きついディスなど

 

でも僕自身は心から楽しんでいる。

 

一瞬笑いそうになるのも分かるし、全く興味がない人も分かる。だが、ぜひわかってほしい。

 

何より、そのような自分につきまとう偏見を打破しようというために始めたのもブログなのだから。

 

 

以上が僕からのお願いである。

 

あと、もう一つ一生のお願い!(小学生のように)

この事実はこのブログを見た人の中での内緒でお願いします。

 

 

こんなめんどくさい記事であるが受け止めていただけると幸いだ。

 

興味のない7割の皆様失礼いたしました。

 

では。